自信なんて突然ひらめくように、どこかの曲がり角で前触れもなくやってくるものさ、と誰かが巧く言ったものよ!なぜか私の頭の中でこの言葉がぐるぐる回っているの。

さあ今日は、絹でできたきらびやかな赤のドレスをまとい、勝負へ出向くのさ。あなたはそ知らぬ顔をして、私がまとうドレスを引き裂いて!

なぜか辺りには誰もいなくなるのよ。あまりにも甲高い音に圧倒されて。

そうしてふたりは、はじめて出会うの。






ハートを奪取せよ(2007/03/31)